長崎ちゃんぽんのお店と行ったら知らない人がいないくらいに有名なリンガーハット。
コスト優先のために使用していた海外産の野菜をやめ、小麦なども全て国産にシフトチェンジして大きく業績を復活させたことが話題ともなりました。
野菜が多く摂取できることでもお馴染みとなり、女性客が増えたこともよくテレビで取り上げられていますよね。
ここでは、そんなリンガーハットの値上げはいつからなのか、理由やめん増量無料サービスもなくなるのかお伝えしていきます。
リンガーハットの値上げはいつから!

リンガーハットは、2021年3月1日(月)から価格の表示方法を変えるとしています。
消費税込みの値段の表示になる「総額表示」を採用することで、若干の値上げになる商品も出てくるのです。
リンガーハットの値段設定は東日本と西日本で少し異なりますが、基本的に端数がなくなる金額に変更となります。
長崎ちゃんぽん
東日本:649円→650円
西日本:616円→620円
野菜たっぷりちゃんぽん
東日本:814円→820円
西日本:814円→820円
長崎皿うどん
東日本:682円→680円
西日本:682円→680円
なかには、皿うどんのように端数を切り捨てたことで数円安くなる商品もあります。
だいたい1円~6円くらいの変動がほとんどですが、「野菜たっぷり皿うどん」は、東日本・西日本ともに825円→840円と15円の値上げの予定です。
リンガーハットの値上げの理由

リンガーハットが値上げとなるのは、新しい生活様式における硬貨の受け渡しの低減を推奨することが理由の一つです。
端数のある値段設定だと、現金支払いの際にかなりの高確率でおつりを手渡すことになります。
新型コロナウイルスの影響もあり、硬貨を介する間接的な接触を減らす効果が見込まれます。
とはいえ、820円のような金額に対して1,000円札を出す人も多いと思われ、完全に対策しきれるワケではありません。
1円単位でおつりが発生することに比べれば格段に減らすことができますが、今後も課題が出てきそうですね。
そもそも総額表示にするのは義務なのですが、今までは消費税転嫁対策特別措置法の特例で変更しなくてもいい期間だったのです。
しかし、その特例の期限が3月31日(水)に切れるということも、今回の変更の理由の一つです。
リンガーハットのめん増量無料サービスもなくなる?

新型コロナの影響による飲食業へのダメージは、さすがの大手企業でも少なからず受けてしまっています。
業界全体の売り上げが厳しい状況ですが、それでも人件費や物流費などはかかってきてしまいます。
そういった事情もあり、2月28日(日)を持って長崎ちゃんぽんのめん増量無料サービスが終了となります。
さらに、テイクアウトの際に無料だった容器が有料となり、ちゃんぽんや皿うどんの容器は30円(税込)かかってきます。
チャーハンやぎょうざなどの容器は10円(税込)となりますので、注文の際にはお気を付けて。
まとめとして
リンガーハットは3月1日(月)から、多少の値上げ・値下げとなりますが、端数がなくなるので現金の方は払いやすくなります。
硬貨の受け渡しをなるべく避けるためにも、支払いはおつりなしになるように気をつけたいですね。
めんの増量無料サービスは2月28日(日)で終了、容器の有料化もあわせて覚えておくようにしましょう。