新幹線チケット6枚つづりをセットで販売しているJR東海新幹線の回数券ですが、乗車できる区間が徐々に姿を消してきています。
出張などで同じ場所に何度も出かけるという方にとって、何回も買いに行かずに済むため非常に助かるシステムでしたよね。
ただ、近年はネットで購入する人の方が多くなり、さらにはEXサービスの普及に力を入れるために廃止が決定されました。
ここでは、JR東海新幹線の回数券廃止はいつか、バラ売りや有効期間はどうなるのかお伝えします。
JR東海新幹線の回数券廃止はいつ?

JR東海新幹線は、2021年3月31日(水)をもって46区間で使用できる回数券の販売を終了しました。
さらに、「東京↔新大阪」「東京↔名古屋」など、主要な16区間も
2022年3月31日(木)
で終了するとしています。
2022年3月31日(木)で販売が終了となる区間は以下になります。
グリーン車
・東京(都区内)↔名古屋(市内)
・東京(都区内)↔新大阪(市内)
普通指定席
・東京(都区内)↔名古屋(市内)
・東京(都区内)↔米原
・東京(都区内)↔京都(市内)
・東京(都区内)↔新大阪(市内)
・新横浜(市内)↔名古屋(市内)
・新横浜(市内)↔京都(市内)
・新横浜(市内)↔新大阪(市内)
・名古屋(市内)↔京都(市内)
・名古屋(市内)↔新大阪(市内)
普通自由席
・新富士↔静岡
・浜松↔豊橋
・豊橋↔名古屋
・名古屋↔岐阜羽島
・名古屋↔米原
JR東海新幹線の回数券のバラ売りは?

新幹線の回数券は、金券ショップでよくバラ売りされているので安く購入できるとしてお馴染みの券でもありました。
東海道新幹線の沿線にお店を構える金券ショップの場合、新幹線の回数券のバラ売りが主力商品の1つでもあるとのこと。
回数券を売ることがなくなれば、お店側に大きな打撃を受けかねない状況に陥ってしまうと言われています。
友達に逢いに行くのに使っていた、旅行では毎回利用していた・・・などなど、ネット上でも様々な思い出が見受けられます。
時代の流れとはいえ、少し寂しい気もしますがこればかりは仕方のないことなのでしょうね。
回数券の販売終了後は、バラ売りを手に入れることはできなくなるので、チケットが欲しい場合はJRから正規購入することになります。
JR東海新幹線の回数券の有効期間はどうなる!

回数券の有効期限は3ヶ月で、使用できるのは以下の期間を除いて通年となっています。
利用できない期間
- 4月27日~5月6日
- 8月10日~8月19日
- 12月28日~翌年1月6日
ただし、購入してから3ヶ月の期限内に「利用できない期間」が含まれていた場合は、同じ日数分だけ延長されます。
これは、販売終了となった回数券も同様で、購入から期限いっぱいまでは使うことができますのでご安心を。
新型コロナの影響で、旅行計画がなくなってしまうということが今後も起こりかねないので、有効期限は小まめにチェックしておくといいかもしれませんね。
期限が過ぎてしまったら、数千円~数万円を無駄にすることになるので注意しておくようにしましょう。
まとめとして
JR東海新幹線は、2022年3月31日(木)販売分をもって終了となる回数券の16区間を発表しました。
東京↔新大阪、東京↔名古屋など、多くの方が利用している区間においての終了とあって反響も大きくなっています。
次々になくなっていく昔ながらのモノやシステム、便利さと引き替えに失っていくものも大きい気がしてちょっぴり寂しいですね・・・。