地球温暖化解決マシーンの「ひやっしー」で注目される若きサイエンティスト村木風海さん。
2019年1月にタイのバンコク開催された「Japan Expo Thailand 2019」では、高校3年生ながら堂々とブースに展示してひやっしーを発表。
度々テレビでも取り上げられていますが、2017年には総務省の異才発掘プロジェクト「異能vation」にも選ばれた天才なんですよね。
ここでは、村木風海さんの高校大学や現在の職業、ひやっしーの詳細もチェックしていきます。
村木風海さんの高校大学!
村木風海さんが通っていた高校は山梨県の北杜市甲陵高校で、3年の時にはすでに8年の研究キャリアを誇っていました。
北杜市甲陵高校は、公立校でありながら甲信地区で有数の進学校で、2012年度からは文科省が定めるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されています。
SSHは、科学技術や理科、数学を重点的に行う高校を指定する制度になります。
村木風海さんは小学4年生の頃から、地球温暖化を止める発明と火星への移住を研究。
2歳の頃には、電車の窓から見える景色について、近くと遠くで流れていく速さが違うことに疑問を持ったというから驚きです。
高校卒業後には、東京大学教養学部前期課程理科Ⅰ類に入学し、2021年4月からは大学3年生となります。
2019年8月には世界を変える30歳未満の30人(サイエンス部門)にも選ばれ、将来を期待されているんです。
村木風海さんの現在の職業は?
2020年4月には、CRRA(炭素回収技術研究機構)という一般社団法人を設立。
代表理事・機構長となり、化学者、発明家、イノベーターの他に、社会起業家と言われるようにもなっています。
村木風海さんの主な所属・肩書き
・一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長
・海洋研究船 第五近海丸船長
・イタリア王家サヴァイア家諸騎士団 ジュニアナイト卓絶騎士
・東京大学教養学部前期課程理科Ⅰ類
・日本環境教育学会 正会員
大学に在籍しながらCRRAで独自の研究を進め、積極的に講演やメディアへの露出を増やしています。
2020年11月にはSIGEF2020(世界最大級のSDGs国際会議)、12月にもTEDxTIUなどに登壇・スピーチを行っています。
ひやっしーの詳細もチェック!
村木風海さんの代表作は二酸化炭素回収マシーンの「ひやっしー」。
一家に一台を謳っているとおり、大きさはコロコロのスーツケースほどのコンパクトさです。
ボタン一つで空気中の二酸化炭素を吸収してくれると共に、ウイルスや花粉、黄砂などを減らす効果も期待できるといいます。
AIを搭載しているので、ちょっとした会話を楽しむことができ、言葉も覚え成長していくとのこと。
仕組みに関しては特許があるので秘密とのことですが、中にアルカリの水溶液が入っていて二酸化炭素を吸収し、二酸化炭素が減った空気を外に排出。
1時間で500mlペットボトル8~10本程度の二酸化炭素を減らすことができるというので、勉強や仕事に集中しやすい環境を得られるといいます。
公式サイトでは販売もされているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめとして
ひやっしーの開発者・村木風海さんは、東大に通いながら一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長も務めています。
村木風海さんは絶対音感と共感覚を持っていて、数字の羅列を記憶することが得意なのだとか。
大学を卒業したらどういった道に進んでいくのか非常に楽しみですが、将来は世界を代表するサイエンティストになってくれることを期待しています。